九星気学について

九星気学とは

九星気学は、人間が生まれた瞬間に受けたエネルギー(気)の影響によって個人の資質や運命が分かるという考え方が基本となった占いです。この「気」は以下の9つに分類され「九星」と呼ばれます。

  •  一白水星(いっぱくすいせい)
  •  二黒土星(じこくどせい)
  •  三碧木星(さんぺきもくせい)
  •  四緑木星(しろくもくせい)
  •  五黄土星(ごおうどせい)
  •  六白金星(ろっぱくきんせい)
  •  七赤金星(しちせききんせい)
  •  八白土星(はっぱくどせい)
  •  九紫火星(きゅうしかせい)

生年月日をもとに性格や運勢を占う占術は多くありますが、さらに九星気学では東西南北のような方位にもエネルギーが宿っているという考え方があります。自分の九星と各方位のエネルギーを組みわせることによって、運勢や各方位の吉凶が分かります。悪い方位を避け、良い運勢の時に良い方位に赴くことで自分の運気をさらに高めることができることから、九星気学とは自ら進んで運を開くことのできる積極的な占いといえます。

九星気学における暦の考え方

九星気学の重要な考え方に、暦の始まりがあります。年~時はそれぞれ以下のようになります。
1年の始まりは「立春」から、1ヶ月の始まりは「節入り」から、などと私達が普段利用している暦とは異なります。始めは戸惑うかもしれませんが、九星気学を理解する上で重要な考え方です。
八雲院では九星や方位盤の算出にこれらの考え方を用いていますので、ご利用いただいていく中で徐々に慣れていただければと思います。

始まり
立春 2017年は、2017年2月4日~2018年2月3日まで
節入り 2017年8月は、8月7日~9月6日まで
子の刻 1日は、前日23時~当日23時まで
子の刻 23時~1時、1時~3時、のように2時間ごとに変化。

本命星と月命星

九星気学において自分の資質や運命を占うためには、「本命星」と「月命星」という2つの星を用います。
生まれた年をもとに「本命星」を求め、さらに本命星と生まれた月をもとに「月命星」を求めることができます。以下にそれぞれの求め方を解説しますので、ご自身の本命星と月命星は是非覚えておいてください。

本命星の求め方

本命星は生まれた年から求めることができます。年の九星は1年毎に順番に巡っているため、生まれた年の年盤で中宮に回座している九星が「本命星」となります。
それでは、2017年1月1日生まれの人の本命星は何でしょうか?2017年の年盤を確認したいところですが、1月1日はまだ立春前なので2016年の年盤を見ます。2016年は二黒土星が中宮に回座しているので、本命星は二黒土星になります。1年の始まりは立春から、という点に注意が必要です。

月命星の求め方

月命星は、本命星と生まれた月の2つを組み合わせて求めることができます。以下に示す「本命星と生まれ月の関係表」から自分の月命星を求めてみましょう。
例えば、本命星が四緑木星で、生まれた日が2月1日の場合は月命星は何でしょうか?ここで注意していただきたいのは、生まれ月を求める際は節入りを考慮するということです。2月1日は節入り前なので1月の欄を見ます。本命星が四緑木星で、生まれ月が1月の欄は「六」なので、月命星は六白金星になります。

生まれ月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
本命星
一白水星
四緑木星
七赤金星
三碧木星
六白金星
九紫火星
二黒土星
五黄土星
八白土星