七赤金星の性格

七赤金星の性格

七赤金星は社交的でコミュニケーション力に優れた星です。

愛嬌があり相手とすぐに打ち解けることができるので、誰からも好かれます。
他人の気持ちを敏感に察して、その場の状況や雰囲気に応じて上手に立ち回ることもできます。
結果的にどんどん人脈が増えて多くの人から支えられる、恵まれた星です。

ただし、楽観的でハングリー精神に欠けるため、現状で満足してしまう傾向があります。
自分磨きをおろそかにしていては晩年に苦労するはめになります。
若い時の苦労は買ってでもせよという言葉は、まさにこの星のためにあるような言葉です。
時にはわざと自分を追い込むような状況を作って、自分を高める努力をすることが必要です。

また、七赤金星は金の性質を持っていることから、内面は非常に頑固なところがあります。
華やかな外見とは対象的で、いわゆる外柔内剛なタイプです。
自分の考えに固執したり、プライドの高さから素直になれなかったり、人に頭を下げることが苦手です。
持ち前のコミュニケーション力でうまく対応できる人も多いですが、誤解やトラブルのもとなので注意したいところです。

運気は晩年に向かって上昇していきます。
若い頃の行動の結果が顕著に現れるので、苦労した分リターンは大きいでしょう。

明るく気取らない性格で楽しく人生を生きていけるのが七赤金星の特徴です。
人との縁を大切にし、自分を磨きあげることで、豊かな人生を送れます。

本命星と傾斜宮でみた性格

本命星と月命星の組み合わせで傾斜宮が決まります。本命星と傾斜宮の両方でみた性格を確認できます。
※傾斜宮について詳しくはこちら

本命星月命星傾斜宮
七赤金星一白水星坤宮傾斜
二黒土星坎宮傾斜
三碧木星離宮傾斜
四緑木星艮宮傾斜
五黄土星兌宮傾斜
六白金星乾宮傾斜
七赤金星艮宮傾斜
八白土星巽宮傾斜
九紫火星震宮傾斜

坎宮傾斜(かんきゅうけいしゃ)

坎宮傾斜は一白水星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と水(傾斜:一白水星)は相生の関係になります。
金が水の性質を強めるので、一白水星の特徴も多く現れます。
どちらもコミュニケーション力に優れ、周囲から愛されるキャラクターです。
高い順応性があり、相手の感情やその場の状況に合わせてうまく立ち振る舞うことができます。
見かけは穏やかですが、内面は頑固で警戒心が強く、自分から心を開くことは少ないでしょう。
執着心や嫉妬心も強い傾向がありますが、平和主義者で人に強く言うことが苦手なので、上手く発散できず結果的にストレスを溜め込んでしまいがちです。

坤宮傾斜(こんきゅうけいしゃ)

坤宮傾斜は二黒土星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と土(傾斜:二黒土星)は相生の関係になります。
穏やかで包容力があり、人のために尽くすことができる優しい性格です。
派手さはありませんが、どのようなこともコツコツと努力を続ける忍耐強さを備えており、周囲からの信頼も厚い縁の下の力持ちタイプです。
自己主張は控えめで優柔不断なところがあり、周囲に流されやすいところがあります。
多少無理をしてでも人に合わせてしまうことが多いため、ストレスがたまりがちな傾向があります。

震宮傾斜(しんきゅうけいしゃ)

震宮傾斜は三碧木星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と木(傾斜:三碧木星)は相剋の関係になります。
社交的で明るく、コミュニケーション力と行動力があるため、周囲に元気を与えるキャラクターです。
チャレンジ精神旺盛で色々なことに興味を持ちますが、中途半端に手を出して途中で投げ出してしまうような飽きっぽいところもあります。
楽観的で自信過剰な面があるので、成長に対して中身が伴わない人が多い傾向があります。
そのような人に限って根拠の無い自信から後先を考えずに行動し、失敗を繰り返してしまうようです。

巽宮傾斜(そんきゅうけいしゃ)

巽宮傾斜は四緑木星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と木(傾斜:四緑木星)は相剋の関係になります。
どちらも社交性に優れた星で、空気を読んだり気配りが上手で、皆から愛される性格です。
自然と周囲に人が集まり、人脈を築き、良き友人も多いでしょう。
自分の考えややり方にはこだわる頑固なところがありますが、人から頼まれると嫌とは言えない性格でもあります。
楽観的で人が良すぎるところに付け込まれて、うまく利用されてしまう人もいるようです。

乾宮傾斜(けんきゅうけいしゃ)

乾宮傾斜は六白金星の特徴が現れます。
どちらも金(本命星:七赤金星、傾斜:六白金星)の性質を持っています。
表面上は七赤金星の開放的な性格が現れます。
社交的で愛嬌があるムードメーカータイプで、誰からも好かれるキャラクターです。
内面は六白金星の真面目な性格が現れるため、几帳面で責任感が強く、物事を完遂する粘り強さを持っています。
表面と内面のギャップに驚かれることも多いでしょう。
ただしどちらの星も共通して頑固なので、こだわりが強すぎて融通がきかない完璧主義になる人もいます。

兌宮傾斜(だきゅうけいしゃ)

兌宮傾斜は七赤金星の特徴が現れます。
本命星も傾斜星も七赤金星のため、性質が強く現れます。
愛嬌がありコミュニケーション力に優れており、その場を明るくするムードメーカータイプです。
空気を読んでうまく立ち回り、苦労や面倒を避ける傾向があるので、年齢の割には実力が伴わない人がいます。
華やかな外見とは対象的に、内面は非常に頑固なところがあります。
こだわりが強くプライドが高いので、相手の意見を素直に受け止められなかったり、不満を抱えやすい傾向があります。

艮宮傾斜(ごんきゅうけいしゃ)

艮宮傾斜は八白土星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と土(傾斜:八白土星)は相生の関係になります。
お互いの星の欠点を補い合うような、良い組み合わせの星です。
コミュニケーション力に優れ、周囲との調和を大切にします。
ややドライで淡泊ところがあるので、初対面ではとっつきにくい印象を受けるかもしれません。
几帳面で一途な性格なので、物事をよく観察して1つのことを深く極めていくタイプです。
意志が強く目標に向かって努力を惜しまないので、特定の分野でスペシャリストになる人が多い傾向があります。

離宮傾斜(りきゅうけいしゃ)

離宮傾斜は九紫火星の特徴が現れます。
金(七赤金星)と火(傾斜:九紫火星)は相剋の関係になります。
火が金を溶かすように、九紫火星の影響が強く現れます。
明るく社交的でどんな相手にも臆せず自分を表現していきます。
さらに鋭い感性と観察力があり、状況に応じて臨機応変に立ち回れる行動力のある性質です。
興味の幅は広いのですが、飽き性で一つのことが長く続かない傾向があり、威勢のよい割には結果が伴わない人が多いようです。
頑固でプライドが高く、気に食わない相手の些細な指摘でもカチンとくるような短気な面もあります。