四緑木星の性格

四緑木星の性格

四緑木星は社交性があり愛情に溢れた星です。

人当たりが良く気配りもできるため、自然と周囲に人が集まります。
コミュニケーション能力も抜群で、自分よりも他人を優先する優しい人柄は皆から愛されます。
また木というキーワードからも連想できるように、どっしりと芯の通ったところがあり、コツコツと努力できる才能もあります。

反対に精神的は若干不安定で、八方美人で優柔不断なところがあります。
人付き合いにおいても、相手との関係を気にするあまりNOと言えなかったり、安易に同調してしまったりと、流されやすい傾向があります。
さらにはその優しさに付け込まれて、都合よく利用されたりだまされたりしやすいなど、不利益を被ることも多いでしょう。
人脈も広く友人も多いため一見すると楽しそうに見えますが、逆にストレスや疲労の原因となっている人もいます。

運気は早咲きです。
早い人では20代から引き立てられ、重要なことを任せられます。
すぐに大きな成功を手にすることはありませんが、持ち前の気質を活かすことで、着実に地位や財産を築くことができます。
努力を怠らなければ、晩年まで安定した人生を歩むことができるでしょう。

調和を重視し、人と人をつなぐことでスムーズな関係を維持できる四緑木星は、様々な場面で重宝されます。
しかし、無理に自分を抑えこんでストレスをためていてはいつか壊れてしまいます。
相手を思うならば、時には自分の意見をはっきりと伝えることも大切です。

本命星と傾斜宮でみた性格

本命星と月命星の組み合わせで傾斜宮が決まります。本命星と傾斜宮の両方でみた性格を確認できます。
※傾斜宮について詳しくはこちら

本命星月命星傾斜宮
四緑木星一白水星艮宮傾斜
二黒土星兌宮傾斜
三碧木星乾宮傾斜
四緑木星震宮傾斜
五黄土星巽宮傾斜
六白金星震宮傾斜
七赤金星坤宮傾斜
八白土星坎宮傾斜
九紫火星離宮傾斜

坎宮傾斜(かんきゅうけいしゃ)

坎宮傾斜は一白水星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と水(傾斜:一白水星)は相生の関係になります。
コミュニケーション力が抜群で、誰からも愛されるキャラクターです。
気配りができ、上手に立ち振る舞うことができるので、悩みや愚痴を打ち明けられたりと、相談役になる人が多いようです。
気をつかえるが故に気疲れも多く、内面はあまり穏やかではありません。
デリケートで警戒心が強いので、自分のことをペラペラと話すことはないでしょう。
付き合う人を選び、心を開いて本心から仲良くなるには時間がかかるでしょう。

坤宮傾斜(こんきゅうけいしゃ)

坤宮傾斜は二黒土星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と土(傾斜:二黒土星)は相剋の関係になります。
どちらも自分から積極的に行動をおこすタイプではありませんが、真面目で優しい人柄が好感を持たれているでしょう。
地味ながらも持ち前の粘り強さで困難なこともやり遂げる力を持っています。
波風を立てない安定志向の持ち主なので、基本的には受け身です。
多少無理をしてでも人に合わせてあげることが多いため、ストレスがたまりがちです。

震宮傾斜(しんきゅうけいしゃ)

震宮傾斜は三碧木星の特徴が現れます。
どちらも木(本命星:四緑木星、傾斜:三碧木星)の性質を持っています。
四緑木星の特徴が三碧木星の持つエネルギーによって後押しされるイメージです。
普段は穏やかで社交的、どこか安心感を覚える存在です。
考えるよりも先に体が動くタイプで、新しいものや珍しいものはどんどん体験・吸収して、自分のものにしていく行動力も秘めています。
そのようなギャップは世代を問わず多くの人に好印象を与えるでしょう。
ただし我が強くせっかちなので、他人の意見に耳をかさず無用な失敗をする傾向もあります。
もう少し冷静になって考えていれば、と後悔することも多いでしょう。

巽宮傾斜(そんきゅうけいしゃ)

巽宮傾斜は四緑木星の特徴が現れます。
本命星も傾斜星も四緑木星のため、性質が強く現れます。
コミュニケーション力が高く気配り上手で、人から愛される性格です。
調和を重視して人と人をつなぐことが得意なので、スムーズな人間関係を築くのに一役買うことでしょう。
平和主義者で控えめな性格なので、衝突や争いは極力避ける傾向があります。
周囲には八方美人とか優柔不断といった印象を持たれることが多いでしょう。

乾宮傾斜(けんきゅうけいしゃ)

乾宮傾斜は六白金星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と金(傾斜:六白金星)は相剋の関係になります。
向上心があり真面目な努力家なので、周囲から信頼を得ることができます。
人当たりが良く気配りができるのため社交的な印象を持たれますが、内面は不正を許せない優等生タイプなので融通がききません。
自分だけでなく他人にも厳しいところがあるため、敵も多い傾向があります。

兌宮傾斜(だきゅうけいしゃ)

兌宮傾斜は七赤金星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と金(傾斜:七赤金星)は相剋の関係になります。
どちらの星もコミュニケーション力に優れ、空気を読んで上手に立ち回ることができるので、誰からも好かれる性格です。
楽観的でガツガツしたところがなく、常にマイペースです。
しかし優柔不断で意思決定が苦手なので、深く考えず物事を決めてしまったり、相手の意見に安易に同調してしまい、後から後悔するような場合が多いでしょう。
口はよく動くのですが、発言に一貫性がなく行動が伴わないので、それが原因で信用を失ってしまう人も多いようです。

艮宮傾斜(ごんきゅうけいしゃ)

艮宮傾斜は八白土星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と土(傾斜:八白土星)は相剋の関係になります。
意思の強い努力家で、大きな目標も達成できる力を持っています。
あれこれと目移りすることなく、一途にコツコツとやり抜く粘り強があります。
人当たりは良く社交的な印象を持たれがちですが、実は上手に本心を隠して相手に合わせているだけです。
内面は頑固で自分の世界に他人が踏み込んでくることを嫌います。
容易に他人に心を開かないので、深い関係になるには時間がかかる傾向があります。

離宮傾斜(りきゅうけいしゃ)

離宮傾斜は九紫火星の特徴が現れます。
木(四緑木星)と火(傾斜:九紫火星)は相生の関係になります。
木から火が生まれるように九紫火星の性質も多く現れ、明るく社交的な活力に満ちたタイプです。
表面上はあっさりとしていて人付き合いもそつなくこなしている印象を持たれがちですが、情に厚い一面があります。
頼りになる人物として、周囲からは一目置かれる存在でしょう。